11探 究 学 習物事に課題(疑問)を持ち、情報を集め、解決に向けて他者と意見を共有しながら考えをまとめていく探究学習で育みたい力は、「生徒が自ら考え、工夫し、学ぶ力」です。このため、教員は細かく指示を出すのではなく、ファシリテーターとして関わります。「何が知りたいのか」「どんな情報が必要か」「どのように発表したら他者に伝わるか」を考えるのは、あくまでも生 徒自身。1 年 生のうちは手 探りで進めていく様 子が多いものの、学 年が進むにつれて驚くようなアイデアが生まれていきます。とくに発表方法には様々な工夫が見られ、校 外 学 習の振り返り発 表 会は、いつも明るく楽しい雰囲気で実施されています。iPadでまとめた授業の意見をみんなで共有。図や表、写真を組み合わせて個性的なプレゼンテーション資料を作ろう!2019 年度からiPadを全校で導入しています。『ロイロノート・スクール』などの学習支援ツールをフル活用することで、双方向授業が実現。スムーズなコミュニケーション環境が構築されており、生徒自ら学習に向かう自立学習力も養われています。もちろん、調べ学習やプレゼンテーション資料の作成など、探究学習でも大活躍しています。探究には ICT ツールが大活躍!!課 題 設 定・調 査・発 表 の す べ てを生 徒自身が進 行TOPICフィールドワークを中心に 、“ 実 践 ”的に学ぶプレゼンテーション能 力も伸ばします
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