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【100周年イベント 第1弾】〜高橋ヒロム母校凱旋公演〜

2026.01.30

2026.1.13㈫、たま未来メッセにて、八王子実践100周年記念イベントとして「新日本プロレス八王子大会~高橋ヒロム母校凱旋~」が開催された。
まずは上村優也選手によるプロレストレーニング講座。運動部に所属する生徒たちと体育科教員がリングに上がって、筋トレやロープワークのレクチャーを受けた。厳しいトレーニングや慣れない動きに体力自慢の生徒たちも苦しい表情を見せたが、上村選手の励ましでなんとかこなすことができ、観ている生徒たちからも拍手が起きた。



前説も生徒が担当。声の出し方を練習していると、高橋ヒロム選手が乱入! 後輩たちにプロレスの楽しみ方をレクチャーした。





【第1試合】エル・デスペラード/嘉藤匠馬 VS 石森太ニ/外道
オープニングマッチは、ジュニアヘビー級のトップ選手同士のマッチアップ。最初に入場したのは石森選手。その鍛え抜かれた肉体に歓声が上がった。
若手・ヤングライオンの嘉藤選手のまっすぐなファイトに対して、老獪な外道選手は巧みなインサイドワークで翻弄し、会場内からはブーイングが上がった。反則を交えた相手タッグの攻撃に、デスペラード選手も負けじとラフファイトや関節技を織り交ぜた多彩な攻めで対抗。最後は石森選手のほとんどの生徒がプロレス初観戦だったにもかかわらず、すさまじい盛り上がりだった。最後は、石森選手がラ・ミスティカ式BoneLockで嘉藤選手からタップアウト勝ち。









【第2試合】ボルチン・オレッグ VS 村島克哉

第2試合は、ヤングライオンの村島選手とレスリングでアジア大会優勝の経験もあるカザフスタン出身のボルチン選手のヘビー級同士の戦い。
村島選手が強豪のボルチン選手に対して、何度投げられても必死で食らいつく姿に生徒の声援も次第に大きくなっていった。終盤に逆エビ固めでボルチン選手を捕らえた場面では、生徒たちの目が釘付けとなってプロレスに夢中になっていた。しかしながら、そこから脱出したボルチン選手が必殺技カミカゼを決めて勝利した。ヘビー級同士のダイナミックな戦いに生徒たちは興奮しきりだった。









【第3試合】小島聡/真壁刀義/本間朋晃 VS 安田優虎/松本達哉/ゼイン・ジェイ
第3試合は、ベテラン第三世代トリオとヤングライオントリオの世代闘争。バラエティ番組でも活躍している真壁、本間選手の登場に客席が沸いた。特に真壁選手は、地元が相模原と近く「八王子は“準”地元」とリングコールを受けた。
小島選手のマシンガンチョップや本間選手のこけしといった定番ムーブも生徒たちにとっては新鮮に映ったようだった。ヤングライオンたちが勝利を目指して何度も何度もフォールにいくのを、第三世代がことごとく跳ね返す。生徒たちはヤングライオンに共感し声援を送っていたが、最後は真壁選手が逆エビ固めで松本選手から貫禄の勝利を収めた。







【第4試合】ウルフアロン/矢野通/田口隆祐 VS 成田蓮/DOUKI/金丸義信
話題の大型新人・柔道オリンピック金メダリストのウルフアロン選手はカード発表の時点で、生徒・教職員から驚きの声が漏れた。実際に入場すると、大きな歓声をもって迎えられた。ウルフ選手は、ベテランかつくせ者の矢野・田口両選手とともに、ヒールユニット「HOUSE OF TORTURE」の3人を迎え撃つ。
H.O.Tの3人は、試合開始のゴングの前に奇襲攻撃を仕掛ける。そのまま場外乱闘になだれ込み、会場狭しと攻防を繰り広げた。離れたところから観戦していた生徒からも、間近で行われる戦いに悲鳴混じりの歓声が聞こえた。





リングに戻ってからは、矢野選手のコーナーパッドを外して相手に大ダメージを与える頭脳プレーなど、持ち味を活かした戦いで会場を盛り上げた。ウルフ選手も華麗な投げ技でH.O.Tの面々をなぎ倒したが、金丸選手のウイスキーミストをはじめ、DOUKI選手の凶器攻撃など、卑劣きわまりない悪行三昧の前に劣勢を強いられ、田口選手が得意のヒップアタックを繰り出すも、成田選手のクロス式膝十字固めの前に破れた。











【第5試合】海野翔太/上村優也 VS 鷹木信吾/永井大貴
第5試合は、高橋ヒロム選手と同じユニット「Unbound Co.(アンバウンド・カンパニー)」に所属する鷹木・永井選手と新日本プロレス本隊の若手エース海野・上村選手のタッグマッチ。入場後、永井選手は、鷹木選手が女子プロレス団体「スターダム」のなつぽい選手との結婚をその当日に発表したことをアピール。



海野・上村選手は客席の生徒たちとハイタッチしながら入場。そのスター性で生徒たちからの支持を集めた。





試合開始前、鷹木選手から独身であることを指摘された海野・上村選手は怒りの猛アタック。次第に戦いはヒートアップし、大技の応酬が続く。この4人の中では、最もキャリアの浅い永井選手も打点の高いドロップキックや気迫のこもった逆エビ固めで会場を大いに盛り上げたが、最後はレスリングの実力者でもある上村選手のチキンウイングアームロックの前に無念のタップアウト。







試合後、海野選手は生徒に「楽しんでるひと~??」の問いかけ。生徒は歓声と笑顔で応えた。

【第6試合(メインイベント)】高橋ヒロム/辻陽太/Yuto-Ice/OSKAR VS EVIL/高橋裕二郎/SHO/ディック東郷
メインイベントでは、まず八王子実践高等学校の卒業生でもある高橋ヒロム選手と、団体最高峰のベルトIWGPヘビー級とIWGPグローバル二冠王者の辻陽太選手の入場。恩師である矢野東校長・小出幸彦教頭からヒロム選手に、生徒会長から辻選手に花束が贈られた。続いて、IWGPタッグ王者である“K.O.B(ノックアウト・ブラザーズ)”Yuto-Ice・OSKAR両選手が入場。ICE選手の強烈なキャラクター性とOSKAR選手の存在感に生徒たちからは感嘆の声が漏れた。







一転して場内が闇に染まり、EVIL選手が率いるH.O.Tの面々が入場した。SHO選手はマイクを要求すると、対戦相手のヒロム選手のみならず八王子実践高等学校の生徒を虫けら扱い。これには流石の矢野校長も大ブーイング。生徒たちもそれに続いた。悪びれもせずH.O.Tはゴング前に奇襲攻撃、ヒロム選手の着ていた「I♥八王子」Tシャツを破り捨てるなどの暴挙に出ると場外戦でヒロム選手を孤立させた。





H.O.Tは、ヒロム選手を贈呈された花束で殴打し、客席前の鉄柵に叩きつけるなど痛めつけて、客席の生徒にアピール。戦いがリング内に戻ると、K.O.BがH.O.Tを一掃。ヒロム選手がSHO選手にファルコンアローを叩きつけ、勝負あったかと思われたが、どこからともなく客席に現れたディック東郷選手が校長を人質にとる。ヒロム選手は「やめてくれ。校長には恩があるんだ」と攻撃の手が止まってしまった。
リング外の相手との戦いを強いられたうえにその後はパウダーによる目つぶしなど劣勢に立たされたヒロム選手だったが、パートナーたちの助けで窮地を脱し、得意技の「TIME BOMBⅡ」でディック東郷選手を仕留めた。









自身の勝利でメインイベントを終えた高橋ヒロム選手は、観客席の後輩たちに向かって、「今は夢がなくてもいい。でも夢を持つことは大事。夢を探してほしい」と語り、生徒たちも真剣に聞き入っていた。また、大人に向けても「夢を否定せず、応援する人であってほしい」と熱いメッセージを送った。高校時代からプロレスラーになるという夢を公言し、周囲に応援されて夢を叶えたヒロム選手だからこその言葉に感動に包まれた。
その後、サプライズとして当日誕生日の生徒4名が壇上にあがり、この日メインイベントで勝利した4選手と、それぞれが持つチャンピオンベルトを肩にかけさせてもらい記念撮影。生徒からは満面の笑みがこぼれた。
最後は「もっと! もっと! もっと! 人生を楽しもうぜ~!」の大合唱を会場全体から巻き起こし、ヒロム選手は万感の表情でリングを去った。大会はこれにて終了、生徒は興奮冷めやらぬまま会場を後に……と思いきや、なんと試合直後のヒロム選手が自ら会場出口にて生徒をお見送りするというさらなるサプライズが! 生徒ひとりひとりと笑顔でハイタッチを交わした。髙橋ヒロム選手の母校凱旋興行は大熱狂と感動に包まれて幕を閉じた。