学校長あいさつ

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人・物・資金・情報が自由に行き来するグローバル社会が広がり、世界で起きていることが、個人に想定外の大きな影響を与える時代になりました。日本国内では、人口減少期に入るなかで、人工知能(AI)の開発と普及によって将来不安を抱える人が増えています。以前は、知識を増やすことで人々は不安を解消することができましたが、私たちが経験したことのない事象を前に、何が人間として必要なのかが議論されています。

このような時代のなかで、2026年(令和8年)、本校は100周年を迎えます。100周年に向けた取り組みとして、日本の歴史・伝統・文化を再確認しつつ、「自らが目標を立て、その目標達成のためにやるべき課題を明確にし、その課題に対して試行錯誤しながら答えを出していく力=人間力」を身に着け、自らが進んで物事にチャレンジして取り組む実践者を育成します。加えて、本校の伝統的精神「自重・自愛・自制・自立」を根幹に置き、日本のみならず世界に貢献できる有為な人財の育成が必要であると考えます。

自分自身の目標を持ち、勉強や部活動等に励み良き師・良き友と出会い、互いに切磋琢磨することで様々な経験を積むことができます。この経験が皆さんの財産となり、自分の成長と将来に大きな影響を与えていきます。本校では、教員が皆さんの学力伸長と部活動等による経験値の積み上げができるように寄り添い、将来を生き抜く力の育成を図っていきます。

中学・高校時代は、人生の中で最も成長する時期です。この貴重な時間を、無限の可能性を有する皆さんと共有し、サポートしていきたいと考えています。

八王子実践中学校 校長 矢野 東

学校法人矢野学園 理事長 八王子実践中学校 校長 矢野 東