僕は国立大学が第一志望だったので、共通テストや私大入試では使わない物理の勉強をする必要があり大変でした。そのような中で友達と模試の点数を競ったり、学校で話したりしたことは受験勉強の息抜きになる他に、自分の学力を一番伸ばしてくれました。これから大学受験を迎える人は入試まで計画的に勉強を進めておくと本番まで焦らず入試に臨めると思います。

入学当初は勉強に関心が湧きませんでしたが、分からない問題について友達と意見を共有して教え合う事で物事を論理的に考えようという意識を持つようになり、それによって勉強が楽しいと感じるようになりました。また、受験を通して明確な目標を持つ事の重要さを実感しました。常に目標を持ち、勉強の場においてこそ友達と協力して受験に向けて頑張って下さい。

受験は個人でどれだけ効率良く勉強したかで決まります。学校や部活など忙しい時間が多く、その中でどれだけ効率良くやっていくのかが大事ですが、息抜きも大事です。私は学校の休み時間には友達と話したり、遊んだりして過ごしてました。学校は受験生にとっていい息抜きの場所にもなると受験期の頃思いました。自分に合った学校の使い方をするのが重要です。

私が本格的に受験勉強を始めたのは2年生の後半からでした。それまで勉強の習慣が無かったのですが、｢とにかく放課後に自習室に行く｣ということを習慣づけ、規則正しい生活リズムで勉強を継続することを意識していたら、それが自分の強みになり、受験直前まで平常心で過ごすことが出来ました。習慣と継続は裏切らないと信じて続けていれば必ず結果はついてきます。

自分はこの学校が第一志望ではなく、そのことにかこつけて何かと自らの可能性、自分自身が見えるものを狭めてしまっていました。自分は自分が思っている以上に強いし、自分が思っている以上に世界は広いです。まずは自分と向き合い、周りの環境に左右されて燻ることなくこの大きな世界に向けて羽ばたいていってほしいです。可能性は無限に広がっています。

私は遊びや行事など楽しむときは全力で楽しみ、勉強などやるべきことに対しては切り替えてきっちりと取り組みました。また、友達と問題を出し合うなど互いに切磋琢磨することで合格を掴み取りました。辛いことも多くあるでしょうが、自分のことを信じて進み続けることが成長に繋がると思うのでぜひ努力をし続けてください。

私はバレーボール部に所属し部員たちと寮生活をしていたので、自分一人ではどうにも出来ないこともありました。ですが顧問の先生や仲間たちの支えもあり、時間を有効的に使って受験対策ができました。受験に限らずですが、壁を乗り越えるには一人では達成できないことが多いです。困った時は他者の力を借り、限られた中でも成果を出せるように頑張ってください。

進学を意識し始めてからは、評定をなるべく高く取るという目標を立てテストや授業に取り組みました。提出課題も期限内に提出するように心がけました。高校では勉強のレベルは上がり難しくなります。分からないことは分かるまで積極的に友達や先生に聞いてください。成績は自分の頑張り次第で決まります。また学校行事も楽しみつつ、勉強も頑張ってください。